♨ ひとり温泉プランナー

Monthly Onsen

1月の温泉旅はどこへ?
— 雪見風呂と冬の味覚

一年で最も空気が澄み、雪見風呂が真価を発揮する月。寒ブリやカニなど日本海の味覚も最盛期です。正月明けの中旬以降は一年で有数の空いている時期でもあります。

焼き牡蠣(イメージ)1月の見どころ: 牡蠣
焼き牡蠣(イメージ) — 写真: そらみみ / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

和倉温泉石川県・東京から約180分

寒ブリ能登の寒ぶりの季節。脂の乗りは日本海の冬の贈り物。

牡蠣能登かきのシーズン。焼き牡蠣小屋も各所に開きます。

宿の食事だけで帰らず、能登の朝市や七尾の食祭市場へ。半島の食文化は驚くほど深い。

いちご狩り(イメージ)1月の見どころ: いちご狩り
いちご狩り(イメージ) — 写真: Ana Paula Hirama / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

伊豆長岡温泉静岡県・東京から約95分

いちご狩り静岡いちごの最盛期。温泉といちご狩りの組み合わせが定番。

富士くっきり空気が澄み、パノラマパークからの富士が最も美しい季節。

温泉街の外へ少し。パノラマパークから望む富士と駿河湾は、伊豆長岡の隠れた主役です。

雪の野沢温泉と毛無山1月の見どころ: 雪と外湯
雪の野沢温泉と毛無山 — 写真: Hideyuki KAMON / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

野沢温泉長野県・東京から約140分

道祖神火祭り例年1月中旬、日本三大火祭りの一つが村を燃やします。

雪と外湯雪の中の外湯めぐりはこの村ならではの体験。

13の外湯を全部巡りましたか。麻釜の源泉で野沢菜を茹でる里の暮らしは、スキーと別の野沢です。

椿神社(伊予豆比古命神社)1月の見どころ: 椿まつり
椿神社(伊予豆比古命神社) — 写真: Dokudami / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

道後温泉愛媛県・東京から約180分

椿まつり例年1月末〜2月頃、椿神社の祭りで松山が賑わいます。

みかん愛媛みかんの最盛期。搾りたてジュースの飲み比べを。

本館だけが道後ではありません。飛鳥乃湯泉の現代アート湯屋と、椿の湯の地元感も味わって。

冬の湯ノ湖1月の見どころ: 雪の湯元
冬の湯ノ湖 — 写真: xe zna / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

日光湯元温泉栃木県・東京から約165分

雪の湯元一面の雪と白濁湯。スノーシューで巡る静寂の森も。

湯ノ湖一周と源泉地帯の湯畑歩きを。硫黄の匂いの向こうに、観光地・日光と別の顔があります。

雪の積もった共同浴場「河原の湯」(12月)1月の見どころ: 静寂の冬
雪の積もった共同浴場「河原の湯」(12月) — 写真: NY066 / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

四万温泉群馬県・東京から約160分

静寂の冬一年で最も静かな季節。雪見の内湯でこもる湯治気分を。

四万ブルーの奥四万湖と、レトロな積善館の夜。写真で見たあの風景の実物は想像以上です。

雪に包まれた鶴の湯1月の見どころ: 雪見の白濁湯
雪に包まれた鶴の湯 — 写真: Fumiaki Yoshimatsu from Tokyo, Japan / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)

乳頭温泉秋田県・東京から約210分

雪見の白濁湯深い雪と乳白色の露天。日本の冬の温泉の原風景です。

七湯すべて泉質が違います。湯めぐり帖を手に、前回入れなかった秘湯を目指してもう一度。

雪の日の河原の湯1月の見どころ: 雪の河原風呂
雪の日の河原の湯 — 写真: Miya.m / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

三朝温泉鳥取県・東京から約240分

雪の河原風呂川辺の露天に雪が舞う、三朝らしい冬の風景。

河原風呂に入りそびれていたら、それだけで再訪の理由になります。三徳山投入堂への参拝登山も。

塩原温泉
塩原温泉の風景 — 写真: Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

塩原温泉栃木県・東京から約130分

雪見と湯治湯治場の空気が濃くなる冬。長逗留の一人客も多い季節。

11種の泉質を巡る「湯めぐり」こそ塩原の真髄。前回と違う湯に入れば別の温泉地です。

鳴子温泉
鳴子温泉の風景 — 写真: lumoplank / CC0(Wikimedia Commons)

鳴子温泉宮城県・東京から約180分

湯治の冬雪深い湯治場の風情が最も濃い季節。連泊割のある宿も。

9種の泉質を湯めぐり手形で。前回と違う宿の湯に入るだけで、鳴子は何度でも新しい。

田の原川を照らす湯あかり1月の見どころ: 湯あかり
田の原川を照らす湯あかり — 写真: MaedaAkihiko / CC0(Wikimedia Commons)

黒川温泉熊本県・東京から約210分

湯あかり竹灯籠が川辺を照らす冬の風物詩(例年12月下旬〜春先)。

入湯手形でまだ入っていない露天へ。30の宿すべて湯が違うから、黒川は何度でも未完です。

雪の残る石段街の「石段の湯」(12月下旬)1月の見どころ: 雪の石段
雪の残る石段街の「石段の湯」(12月下旬) — 写真: Norimasa Hayashida / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

伊香保温泉群馬県・東京から約120分

雪の石段雪化粧した石段街と湯気の対比が美しい季節。

石段を上り切った先の伊香保神社と、その奥の河鹿橋まで。参道の上こそ伊香保の本領です。

蔵王の樹氷(スノーモンスター)1月の見どころ: 樹氷
蔵王の樹氷(スノーモンスター) — 写真: Raita Futo from Tokyo, Japan / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

蔵王温泉山形県・東京から約150分

樹氷スノーモンスターの樹氷原は世界的にも希少な冬景色(例年1〜2月が最盛期)。

冬の樹氷だけが蔵王ではありません。夏のお釜の火口湖と、強酸性の湯は季節を問わず本物です。

地獄谷の湯に浸かるスノーモンキー1月の見どころ: スノーモンキー
地獄谷の湯に浸かるスノーモンキー — 写真: Yosemite / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

湯田中・渋温泉長野県・東京から約120分

スノーモンキー雪見風呂に浸かる猿が見られるベストシーズン。

猿だけ見て帰るのはもったいない。石畳の渋温泉で九湯めぐりをすれば、昭和にタイムスリップです。

下呂で買った飛騨牛の弁当1月の見どころ: 雪見と飛騨牛
下呂で買った飛騨牛の弁当 — 写真: Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

下呂温泉岐阜県・東京から約210分

雪見と飛騨牛雪の温泉街と、冬こそ旨い飛騨牛の組み合わせ。

温泉街の対岸、飛騨川越しに眺める夜景と、噴泉地の開放感。歩いてこそ下呂は面白い。

城崎温泉の松葉ガニ料理1月の見どころ: 松葉ガニ
城崎温泉の松葉ガニ料理 — 写真: Nishimuraya Kinosaki Onsen / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

城崎温泉兵庫県・東京から約210分

松葉ガニ解禁は例年11月上旬。カニのために城崎へ来る価値があります。

七つの外湯、全部入りましたか。浴衣で下駄を鳴らして巡る夜の柳並木は何度来ても正解です。

雪の地獄谷(12月)1月の見どころ: 雪の地獄谷
雪の地獄谷(12月) — 写真: Benny Ang / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

登別温泉北海道・東京から約210分

雪の地獄谷雪と噴気の白のコントラスト。北海道の冬の温泉の真骨頂。

地獄谷の遊歩道の先、大湯沼の川の天然足湯まで歩きましたか。森の中の足湯は道内屈指の体験です。

定山渓雪灯路1月の見どころ: 雪灯路
定山渓雪灯路 — 写真: t-konno / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

定山渓温泉北海道・東京から約180分

雪灯路例年冬に雪のキャンドルが並ぶ幻想的な祭り。

定山渓ダムと豊平川の渓谷遊歩道へ。札幌の奥座敷は、歩くと想像以上に山深い。

鬼怒川温泉
鬼怒川温泉の風景 — 写真: 掬茶 / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

鬼怒川温泉栃木県・東京から約120分

雪見露天渓谷の雪景色を望む露天風呂。空いていて料金も落ち着く季節。

大型旅館だけが鬼怒川ではありません。龍王峡の遊歩道と吊橋を歩けば渓谷美の宝庫です。

夜の湯畑ライトアップ(写真は雪のない時期)1月の見どころ: 雪見の湯畑
夜の湯畑ライトアップ(写真は雪のない時期) — 写真: 掬茶 / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

草津温泉群馬県・東京から約180分

雪見の湯畑雪と湯けむりの湯畑は草津の代名詞的風景。夜のライトアップも。

湯畑の先へ。西の河原の夕暮れ、地元の共同浴場、夜21時以降の静かな湯畑が二度目の草津です。

外湯「金の湯」1月の見どころ: 寒の金泉
外湯「金の湯」 — 写真: Wpcpey / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

有馬温泉兵庫県・東京から約180分

寒の金泉保温力の強い金泉が最も有難い季節。湯冷めしにくさを実感。

金の湯だけで帰っていませんか。銀泉との入り比べと、坂の路地の寺町散歩が二度目の有馬です。

鉄輪温泉の湯けむり1月の見どころ: 湯けむり冬景色
鉄輪温泉の湯けむり — 写真: David Stanley from Nanaimo, Canada / CC BY 2.0(Wikimedia Commons)

別府温泉大分県・東京から約180分

湯けむり冬景色冷えた空気に湯けむりが映える、別府が最も別府らしい季節。

地獄めぐりの次は路地裏の共同浴場と竹瓦温泉の砂湯へ。観光の別府から暮らしの別府へ。

由布岳から見下ろす、朝霧に沈む由布院盆地1月の見どころ: 朝霧
由布岳から見下ろす、朝霧に沈む由布院盆地 — 写真: Miya.m / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

由布院温泉大分県・東京から約210分

朝霧放射冷却の朝、金鱗湖と盆地が霧に沈む幻想的な風景。

駅通りの賑わいを抜けた先、金鱗湖の朝霧と裏路地のギャラリーが由布院の本当の顔です。

芦ノ湖から望む12月の富士山1月の見どころ: 冬晴れの富士
芦ノ湖から望む12月の富士山 — 写真: Suicasmo / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

箱根温泉神奈川県・東京から約85分

冬晴れの富士空気が澄み、芦ノ湖越しの富士が一年で最も美しい季節。

定番の湯本・強羅を離れ、芦之湯や仙石原の奥箱根へ。同じ箱根でも湯質と静けさが別物です。

熱海梅園(3月上旬)1月の見どころ: 梅とあたみ桜
熱海梅園(3月上旬) — 写真: Nesnad / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

熱海温泉静岡県・東京から約45分

梅とあたみ桜熱海梅園の梅まつりと日本一早咲きのあたみ桜(例年1月〜3月)。

駅前の賑わいの先へ。路地裏の喫茶と糸川沿いを歩けば、昭和の温泉町の素顔に会えます。

公的データで見る1月の混み具合

観光庁「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値)の客室稼働率で、1月の混み具合を県単位で確認できます。 年平均との差がマイナスの県は「1月が普段より空く県」——狙い目です。全国平均は54.6%。

都道府県1月の客室稼働率年平均との差
石川県44.2%-12.8pt空きやすい
秋田県35.2%-12.8pt空きやすい
宮城県47.4%-12.7pt空きやすい
鳥取県39.9%-12.3pt空きやすい
栃木県43.0%-12.2pt空きやすい
熊本県49.7%-9.1pt空きやすい
神奈川県57.7%-8.2pt空きやすい
兵庫県52.9%-8.1pt空きやすい
山形県43.7%-6.6pt空きやすい
静岡県49.5%-6.5pt空きやすい
群馬県41.2%-5.5pt空きやすい
岐阜県50.5%-5.5pt空きやすい
大分県49.9%-4.4pt空きやすい
愛媛県53.1%-4.0pt空きやすい
長野県38.3%-0.7pt
北海道62.1%+0.8pt

出典: 観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値(全施設タイプ計の客室稼働率)。県全体の数値のため、個別の温泉地とは傾向が異なる場合があります。

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