Monthly Onsen
8月の温泉旅はどこへ?
— 夏祭りと湯けむり
温泉街の夏祭り・花火・送り火の月。夜の温泉街が一年で最も賑やかに、そして美しくなります。お盆を外せば混雑も避けられます。
8月の見どころ: 穏やかな海和倉温泉石川県・東京から約180分
穏やかな海七尾湾の凪と夕景。海辺の露天が最も気持ちいい季節。
宿の食事だけで帰らず、能登の朝市や七尾の食祭市場へ。半島の食文化は驚くほど深い。
8月の見どころ: 避暑那須温泉栃木県・東京から約105分
避暑標高1,000m超の涼しさ。都心より5度以上低い夏が普通です。
御用邸の森「那須平成の森」や殺生石の賽の河原など、高原の歩く那須は牧場の那須と別物です。
8月の見どころ: 川涼み修善寺温泉静岡県・東京から約120分
川涼み桂川のせせらぎと竹林の木陰。伊豆の山あいは夏も過ごしやすい。
竹林の小径は朝7時前が別世界。誰もいない石畳と川音だけの修善寺を知ると戻れません。
8月の見どころ: お釜蔵王温泉山形県・東京から約150分
お釜火口湖・お釜のエメラルドグリーンが見られるグリーンシーズン。
冬の樹氷だけが蔵王ではありません。夏のお釜の火口湖と、強酸性の湯は季節を問わず本物です。

下呂温泉岐阜県・東京から約210分
温泉まつり例年8月上旬、龍神火まつりなど温泉街が最も熱い数日間。
温泉街の対岸、飛騨川越しに眺める夜景と、噴泉地の開放感。歩いてこそ下呂は面白い。
8月の見どころ: 夏の夕涼み城崎温泉兵庫県・東京から約210分
夏の夕涼み浴衣で川沿いの夕涼み。夏の夜の外湯めぐりも風情があります。
七つの外湯、全部入りましたか。浴衣で下駄を鳴らして巡る夜の柳並木は何度来ても正解です。

登別温泉北海道・東京から約210分
涼夏本州の猛暑と無縁の涼しさ。避暑湯治に最適です。
地獄谷の遊歩道の先、大湯沼の川の天然足湯まで歩きましたか。森の中の足湯は道内屈指の体験です。
8月の見どころ: 夏の渓谷定山渓温泉北海道・東京から約180分
夏の渓谷涼しい渓谷と新緑。札幌観光の宿としても最適な季節。
定山渓ダムと豊平川の渓谷遊歩道へ。札幌の奥座敷は、歩くと想像以上に山深い。

鬼怒川温泉栃木県・東京から約120分
ライン下り春〜秋は鬼怒川ライン下りで渓谷を川面から楽しめます。
大型旅館だけが鬼怒川ではありません。龍王峡の遊歩道と吊橋を歩けば渓谷美の宝庫です。

草津温泉群馬県・東京から約180分
感謝祭例年8月に草津温泉感謝祭。街全体が祭りの熱気に包まれます。
湯畑の先へ。西の河原の夕暮れ、地元の共同浴場、夜21時以降の静かな湯畑が二度目の草津です。
8月の見どころ: 夏の夜別府温泉大分県・東京から約180分
夏の夜湯上がりの海辺散歩と夜風。港町の宵が心地よい季節です。
地獄めぐりの次は路地裏の共同浴場と竹瓦温泉の砂湯へ。観光の別府から暮らしの別府へ。

箱根温泉神奈川県・東京から約85分
大文字焼例年8月中旬、強羅の夜空に「大」の送り火が浮かびます。
定番の湯本・強羅を離れ、芦之湯や仙石原の奥箱根へ。同じ箱根でも湯質と静けさが別物です。
8月の見どころ: 海上花火熱海温泉静岡県・東京から約45分
海上花火夏を中心に海上花火大会が開かれ、湯上がりに浜辺から眺められます。
駅前の賑わいの先へ。路地裏の喫茶と糸川沿いを歩けば、昭和の温泉町の素顔に会えます。
公的データで見る8月の混み具合
観光庁「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値)の客室稼働率で、8月の混み具合を県単位で確認できます。 年平均との差がマイナスの県は「8月が普段より空く県」——狙い目です。全国平均は65.7%。
| 都道府県 | 8月の客室稼働率 | 年平均との差 |
|---|---|---|
| 石川県 | 59.8% | +2.8pt混みやすい |
| 大分県 | 57.2% | +2.9pt混みやすい |
| 神奈川県 | 69.6% | +3.7pt混みやすい |
| 兵庫県 | 64.7% | +3.7pt混みやすい |
| 岐阜県 | 62.9% | +6.9pt混みやすい |
| 静岡県 | 63.6% | +7.6pt混みやすい |
| 山形県 | 58.3% | +8.0pt混みやすい |
| 北海道 | 69.5% | +8.2pt混みやすい |
| 群馬県 | 55.2% | +8.5pt混みやすい |
| 栃木県 | 64.2% | +9.0pt混みやすい |
出典: 観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値(全施設タイプ計の客室稼働率)。県全体の数値のため、個別の温泉地とは傾向が異なる場合があります。