Monthly Onsen
5月の温泉旅はどこへ?
— 新緑と山の湯
山の温泉地が一斉に芽吹く月。四万ブルーは雪解け水で最も濃くなり、ツツジが高原を彩ります。連休明けの平日は狙い目中の狙い目。
四万温泉温泉群馬県・東京から約160分
四万ブルー雪解け水で湖の青が最も濃くなる季節(特に5月頃)。
四万ブルーの奥四万湖と、レトロな積善館の夜。写真で見たあの風景の実物は想像以上です。
乳頭温泉温泉秋田県・東京から約210分
新緑のブナ雪解け後の若葉が輝く森。空気の甘い季節です。
七湯すべて泉質が違います。湯めぐり帖を手に、前回入れなかった秘湯を目指してもう一度。
和倉温泉石川県・東京から約180分
穏やかな海七尾湾の凪と夕景。海辺の露天が最も気持ちいい季節。
宿の食事だけで帰らず、能登の朝市や七尾の食祭市場へ。半島の食文化は驚くほど深い。
三朝温泉鳥取県・東京から約240分
花湯まつり例年5月の連休頃、綱引きが名物の祭りで町が賑わいます。
河原風呂に入りそびれていたら、それだけで再訪の理由になります。三徳山投入堂への参拝登山も。
那須温泉栃木県・東京から約105分
ツツジ八幡のツツジ群落が見頃(例年5月中旬〜)。高原の春の名物です。
御用邸の森「那須平成の森」や殺生石の賽の河原など、高原の歩く那須は牧場の那須と別物です。
黒川温泉熊本県・東京から約210分
新緑里山の新緑と露天風呂。生命力に満ちた季節です。
入湯手形でまだ入っていない露天へ。30の宿すべて湯が違うから、黒川は何度でも未完です。
伊香保温泉群馬県・東京から約120分
新緑榛名山麓の新緑と、まだ空いている春の温泉街。
石段を上り切った先の伊香保神社と、その奥の河鹿橋まで。参道の上こそ伊香保の本領です。
湯田中・渋温泉長野県・東京から約120分
春の湯田中桜と残雪の北信五岳。観光客が少ない穴場の季節。
猿だけ見て帰るのはもったいない。石畳の渋温泉で九湯めぐりをすれば、昭和にタイムスリップです。
鬼怒川温泉栃木県・東京から約120分
ライン下り春〜秋は鬼怒川ライン下りで渓谷を川面から楽しめます。
大型旅館だけが鬼怒川ではありません。龍王峡の遊歩道と吊橋を歩けば渓谷美の宝庫です。
草津温泉群馬県・東京から約180分
芽吹き標高1,200mの遅い春。新緑と残雪の白根山を同時に楽しめます。
湯畑の先へ。西の河原の夕暮れ、地元の共同浴場、夜21時以降の静かな湯畑が二度目の草津です。
由布院温泉大分県・東京から約210分
新緑の由布岳野焼き後の若草色から新緑へ。生命感あふれる春。
駅通りの賑わいを抜けた先、金鱗湖の朝霧と裏路地のギャラリーが由布院の本当の顔です。
公的データで見る5月の混み具合
観光庁「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値)の客室稼働率で、5月の混み具合を県単位で確認できます。 年平均との差がマイナスの県は「5月が普段より空く県」——狙い目です。全国平均は61.7%。
| 都道府県 | 5月の客室稼働率 | 年平均との差 |
|---|---|---|
| 長野県 | 38.0% | -1.0pt |
| 大分県 | 53.7% | -0.6pt |
| 群馬県 | 46.4% | -0.3pt |
| 栃木県 | 55.3% | +0.1pt |
| 鳥取県 | 52.8% | +0.6pt |
| 熊本県 | 59.8% | +1.0pt |
| 秋田県 | 49.2% | +1.2pt |
| 石川県 | 62.9% | +5.9pt混みやすい |
出典: 観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値(全施設タイプ計の客室稼働率)。県全体の数値のため、個別の温泉地とは傾向が異なる場合があります。