♨ ひとり温泉プランナー

Monthly Onsen

9月の温泉旅はどこへ?
— 初秋の走り

高地から秋が始まる月。すすきの穂が揺れ、関東最速の紅葉が山頂部に届きます。夏の喧騒が去った温泉街は落ち着きを取り戻します。

蔵王・お釜のエメラルドグリーン9月の見どころ: お釜
蔵王・お釜のエメラルドグリーン — 写真: Qwert1234 / Public domain(Wikimedia Commons)

蔵王温泉山形県・東京から約150分

お釜火口湖・お釜のエメラルドグリーンが見られるグリーンシーズン。

紅葉山頂から里へ下りる紅葉のグラデーション(例年9月下旬〜)。

冬の樹氷だけが蔵王ではありません。夏のお釜の火口湖と、強酸性の湯は季節を問わず本物です。

戦場ヶ原の草紅葉9月の見どころ: 草紅葉と紅葉
戦場ヶ原の草紅葉 — 写真: Nesnad / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

日光湯元温泉栃木県・東京から約165分

草紅葉と紅葉戦場ヶ原の草紅葉から始まる関東最速級の秋(例年9月下旬〜)。

湯ノ湖一周と源泉地帯の湯畑歩きを。硫黄の匂いの向こうに、観光地・日光と別の顔があります。

城山展望台から望む七尾湾9月の見どころ: 穏やかな海
城山展望台から望む七尾湾 — 写真: tom-spring / Public domain(Wikimedia Commons)

和倉温泉石川県・東京から約180分

穏やかな海七尾湾の凪と夕景。海辺の露天が最も気持ちいい季節。

宿の食事だけで帰らず、能登の朝市や七尾の食祭市場へ。半島の食文化は驚くほど深い。

紅葉に染まる茶臼岳9月の見どころ: 先行紅葉
紅葉に染まる茶臼岳 — 写真: uraomote_yamaneko / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

那須温泉栃木県・東京から約105分

先行紅葉茶臼岳周辺は関東最速級の紅葉(例年9月下旬〜10月上旬)。

御用邸の森「那須平成の森」や殺生石の賽の河原など、高原の歩く那須は牧場の那須と別物です。

鳴子温泉
鳴子温泉の風景 — 写真: lumoplank / CC0(Wikimedia Commons)

鳴子温泉宮城県・東京から約180分

新米とだんご米どころ大崎の新米の季節。栗だんごも旬を迎えます。

9種の泉質を湯めぐり手形で。前回と違う宿の湯に入るだけで、鳴子は何度でも新しい。

志賀高原・木戸池の紅葉9月の見どころ: 林檎と紅葉
志賀高原・木戸池の紅葉 — 写真: koichi_hayakawa / CC BY 4.0(Wikimedia Commons)

湯田中・渋温泉長野県・東京から約120分

林檎と紅葉信州りんごの最盛期。志賀高原の紅葉も例年10月頃。

猿だけ見て帰るのはもったいない。石畳の渋温泉で九湯めぐりをすれば、昭和にタイムスリップです。

下呂温泉
下呂温泉の風景 — 写真: 663highland / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

下呂温泉岐阜県・東京から約210分

飛騨の実り新米と秋の山の幸が食卓に並ぶ、飛騨路の実りの季節。

温泉街の対岸、飛騨川越しに眺める夜景と、噴泉地の開放感。歩いてこそ下呂は面白い。

柳並木の北柳通り9月の見どころ: カニ前の静けさ
柳並木の北柳通り — 写真: Drivephotographer / CC0(Wikimedia Commons)

城崎温泉兵庫県・東京から約210分

カニ前の静けさ解禁前の落ち着いた季節。但馬牛と秋の日本海の幸をゆっくり。

七つの外湯、全部入りましたか。浴衣で下駄を鳴らして巡る夜の柳並木は何度来ても正解です。

鬼怒川温泉
鬼怒川温泉の風景 — 写真: 掬茶 / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

鬼怒川温泉栃木県・東京から約120分

ライン下り春〜秋は鬼怒川ライン下りで渓谷を川面から楽しめます。

大型旅館だけが鬼怒川ではありません。龍王峡の遊歩道と吊橋を歩けば渓谷美の宝庫です。

西の河原公園(11月下旬)9月の見どころ: 秋の走り
西の河原公園(11月下旬) — 写真: Aspere / CC0(Wikimedia Commons)

草津温泉群馬県・東京から約180分

秋の走り標高1,200mは平地より一足早い秋。虫の音と湯けむりの静かな季節です。

湯畑の先へ。西の河原の夕暮れ、地元の共同浴場、夜21時以降の静かな湯畑が二度目の草津です。

有馬温泉の坂道9月の見どころ: 初秋の坂道
有馬温泉の坂道 — 写真: 663highland / CC BY 2.5(Wikimedia Commons)

有馬温泉兵庫県・東京から約180分

初秋の坂道暑さが緩み坂の町歩きが快適に。連休を外した9月平日は狙い目です。

金の湯だけで帰っていませんか。銀泉との入り比べと、坂の路地の寺町散歩が二度目の有馬です。

十文字原展望台から見た別府の夜景(9月)9月の見どころ: 夏の夜
十文字原展望台から見た別府の夜景(9月) — 写真: Editor0206 / CC0(Wikimedia Commons)

別府温泉大分県・東京から約180分

夏の夜湯上がりの海辺散歩と夜風。港町の宵が心地よい季節です。

地獄めぐりの次は路地裏の共同浴場と竹瓦温泉の砂湯へ。観光の別府から暮らしの別府へ。

仙石原のすすき9月の見どころ: すすきの走り
仙石原のすすき — 写真: Jungle / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)

箱根温泉神奈川県・東京から約85分

すすきの走り仙石原のすすきが銀色に輝き始めます(見頃は例年9月下旬〜11月)。

定番の湯本・強羅を離れ、芦之湯や仙石原の奥箱根へ。同じ箱根でも湯質と静けさが別物です。

公的データで見る9月の混み具合

観光庁「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値)の客室稼働率で、9月の混み具合を県単位で確認できます。 年平均との差がマイナスの県は「9月が普段より空く県」——狙い目です。全国平均は62.8%。

都道府県9月の客室稼働率年平均との差
大分県50.0%-4.3pt空きやすい
神奈川県61.7%-4.2pt空きやすい
兵庫県61.1%+0.1pt
岐阜県56.9%+0.9pt
群馬県47.8%+1.1pt
石川県58.5%+1.5pt
栃木県56.9%+1.7pt
山形県53.2%+2.9pt混みやすい
宮城県63.5%+3.4pt混みやすい
長野県42.8%+3.8pt混みやすい

出典: 観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値(全施設タイプ計の客室稼働率)。県全体の数値のため、個別の温泉地とは傾向が異なる場合があります。

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