Monthly Onsen
7月の温泉旅はどこへ?
— 高原の避暑湯
標高の高い温泉地が本領を発揮する月。都心より5度低い高原で、湯上がりの涼風を。夏休み前の7月前半は空いています。
日光湯元温泉栃木県・東京から約165分
高原の初夏ワタスゲやズミが咲く戦場ヶ原。ハイキングのベストシーズン。
湯ノ湖一周と源泉地帯の湯畑歩きを。硫黄の匂いの向こうに、観光地・日光と別の顔があります。
和倉温泉石川県・東京から約180分
穏やかな海七尾湾の凪と夕景。海辺の露天が最も気持ちいい季節。
宿の食事だけで帰らず、能登の朝市や七尾の食祭市場へ。半島の食文化は驚くほど深い。
那須温泉栃木県・東京から約105分
避暑標高1,000m超の涼しさ。都心より5度以上低い夏が普通です。
御用邸の森「那須平成の森」や殺生石の賽の河原など、高原の歩く那須は牧場の那須と別物です。
修善寺温泉静岡県・東京から約120分
川涼み桂川のせせらぎと竹林の木陰。伊豆の山あいは夏も過ごしやすい。
竹林の小径は朝7時前が別世界。誰もいない石畳と川音だけの修善寺を知ると戻れません。
蔵王温泉山形県・東京から約150分
お釜火口湖・お釜のエメラルドグリーンが見られるグリーンシーズン。
冬の樹氷だけが蔵王ではありません。夏のお釜の火口湖と、強酸性の湯は季節を問わず本物です。
城崎温泉兵庫県・東京から約210分
夏の夕涼み浴衣で川沿いの夕涼み。夏の夜の外湯めぐりも風情があります。
七つの外湯、全部入りましたか。浴衣で下駄を鳴らして巡る夜の柳並木は何度来ても正解です。
登別温泉北海道・東京から約210分
涼夏本州の猛暑と無縁の涼しさ。避暑湯治に最適です。
地獄谷の遊歩道の先、大湯沼の川の天然足湯まで歩きましたか。森の中の足湯は道内屈指の体験です。
定山渓温泉北海道・東京から約180分
夏の渓谷涼しい渓谷と新緑。札幌観光の宿としても最適な季節。
定山渓ダムと豊平川の渓谷遊歩道へ。札幌の奥座敷は、歩くと想像以上に山深い。
鬼怒川温泉栃木県・東京から約120分
ライン下り春〜秋は鬼怒川ライン下りで渓谷を川面から楽しめます。
大型旅館だけが鬼怒川ではありません。龍王峡の遊歩道と吊橋を歩けば渓谷美の宝庫です。
別府温泉大分県・東京から約180分
夏の夜湯上がりの海辺散歩と夜風。港町の宵が心地よい季節です。
地獄めぐりの次は路地裏の共同浴場と竹瓦温泉の砂湯へ。観光の別府から暮らしの別府へ。
箱根温泉神奈川県・東京から約85分
紫陽花登山電車の沿線が紫陽花のトンネルに(例年6月中旬〜7月上旬)。
定番の湯本・強羅を離れ、芦之湯や仙石原の奥箱根へ。同じ箱根でも湯質と静けさが別物です。
熱海温泉静岡県・東京から約45分
海上花火夏を中心に海上花火大会が開かれ、湯上がりに浜辺から眺められます。
駅前の賑わいの先へ。路地裏の喫茶と糸川沿いを歩けば、昭和の温泉町の素顔に会えます。
公的データで見る7月の混み具合
観光庁「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値)の客室稼働率で、7月の混み具合を県単位で確認できます。 年平均との差がマイナスの県は「7月が普段より空く県」——狙い目です。全国平均は61.2%。
| 都道府県 | 7月の客室稼働率 | 年平均との差 |
|---|---|---|
| 大分県 | 46.0% | -8.3pt空きやすい |
| 石川県 | 54.3% | -2.7pt空きやすい |
| 神奈川県 | 64.3% | -1.6pt |
| 兵庫県 | 60.0% | -1.0pt |
| 静岡県 | 56.1% | +0.1pt |
| 栃木県 | 56.3% | +1.1pt |
| 山形県 | 52.1% | +1.8pt |
| 北海道 | 69.8% | +8.5pt混みやすい |
出典: 観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値(全施設タイプ計の客室稼働率)。県全体の数値のため、個別の温泉地とは傾向が異なる場合があります。